社会教育入門

2008年刊。 大串 隆吉 著/ 定価(本体1,800円+消費税)/ A5判並製/176頁/ ISBN978-4-8420-8526-5

学校教育を含む講義の「生涯教育」とは区別される学校外教育としての「社会教育」。それは狭い縦割り行政の管轄とは関係なく,健康・福祉・少年司法・労働など多様な分野で実現されるべきもの。社会問題克服力,民主的社会創造力を培う社会教育の意義を考える。


書籍


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主要目次
はじめに
第1章 社会教育における社会と教育
 1 社会教育の国際性
 2 社会への統合、社会の創造のための社会教育
 3 社会問題が生まれる社会と社会教育
第2章 学校、家庭教育と社会教育
 1 教育の原形態としての社会教育
 2 学校教育と社会教育
 3 家庭教育と社会教育
 4 教育について
 5 社会教育と成人教育
第3章 社会教育論の登場と社会教育行政の成立
 1 社会教育論の登場
 2 社会教育行政の成立
 3 産業技術の発展−出版などの文化産業
 4 民間社会教育活動と自己教育運動
 5 二つの社会教育から一つの社会教育へ
 6 教育基本法・社会教育法の制定
 7 新教育基本法の制定
第4章 社会教育の体制
 1 社会教育を行う者
 2 公民館、図書館、博物館
 3 社会教育集団
 4 福祉、司法における社会教育活動
 5 労働の場の教育、職業能力開発
第5章 生涯教育と学習
 1 生涯教育はなぜ生まれたか
 2 なぜ、生涯教育か
 3 学習について
 4 生涯発達と学習
補章 多文化社会における社会教育の問題――ドイツの経験から
まとめ