移行期正義と和解 ――規範の多系的伝播・受容過程

2016年刊。クロス 京子 著/本体4800円/A5判上製/240頁/ ISBN978-4-8420-5573-2

◆紛争後の社会における平和と安定を導く「和解」とは◆
紛争後や体制転換後、国家や社会集団が、真実や正義、償い、和解を通して、過去の人権侵害を清算するための司法、非司法の手段としての「移行期正義」。
その多様な形成、発展、伝播をアルゼンチン、チリ・ユーゴスラヴィア・ルワンダ・南アフリカ・東ティモール・シエラレオネなどの事例を通して検証する


書籍


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主要目次

序章 移行期正義の規範の形成と多系的発達
第1章 多元的規範の形成と伝播
第2章 移行期正義の発達と和解概念の変化
第3章 移行期正義における和解のローカル化
第4章 トランスナショナル・アクターの登場と和解の伝播
第5章 刑事裁判のローカル化
第6章 和解の再ローカル化プロセス
第7章 和解概念・制度の多元化プロセスとアクターの役割
終章