2015年刊。 広岡守穂 著/ 定価(本体2,700円+消費税)/ 四六判上製/344頁/分野:政治/政治一般・政治学/ ISBN978-4-8420-5020-1
男女平等は明治以後の日本にとって、変革を促す最も重要な原動力のひとつだった。第一次世界大戦後、男女の愛を社会的結合の基礎に置く政治思想が生まれた。戦後も男女平等はデモクラシーをおし進める役目を果たした。
政治思想史の展開を通じ先駆者たちの活動から読み解く。
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主要目次 第1章 ジェンダーと自己実現 第1節 ジェンダーと男女の不平等 第2節 男女共同参画の取り組み 第3節 自己実現とエンパワーメント 第2章 ジェンダーと性差別の構造 第1節 ジェンダーの歴史 第2節 女性解放の先駆者たち /平塚らいてう−女性解放のテーマセッター /女性史の孤高の開拓者−高群逸枝と女性の性的自己決定権 第3章 ジェンダーと女性解放の動き 第1節 与謝野晶子が描いた市民社会 第2節 恋愛から家族と社会をとらえなおす 第3節 自発的な中間団体を起こす−羽仁もと子 第4章 男女平等からジェンダー平等へ 第1節 戦後民主主義と家族ロマンス−第一の文化変容 第2節 女性の自己実現 第3節 カウンター・カルチュアとウーマン・リブ−第二の文化変容 第4節 ジェンダー平等の射程の長さ−山川菊栄 第5節 女性の政治参画のたたかい 第6節 社会システムをつくる−働く女性のために 奥むめお |