市民社会と自己実現

2013年刊。 広岡守穂 著/ 定価(本体2,500円+消費税)/ 四六判上製/320頁/分野:政治/政治一般・政治学/ ISBN978-4-8420-5019-5

市民社会とは、すべての人に自由な自己実現のための平等な機会が開かれている社会であるとし、日本においてどのような市民社会が形づくられてきたかを、政治思想史の展開を通じ市民社会思想の発展から読み解く。


書籍


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主要目次
第1章 市民社会と自己実現
 第1節 市民社会とはなにか?
 第2節 戦後日本の市民社会――市民運動から市民事業へ
 第3節 三つのデモクラシー
 第4節 声を出せない人のためのデモクラシー
第2章 権威主義体制と市民社会――近代日本の市民社会と思想
 第1節 啓蒙と新社会の時代
 第2節 福沢諭吉と渋沢栄一
 第3節 恋愛・貧困・市民社会
 第4節 権威主義体制の確立と市民社会
 第5節 社会システムをつくる
 第6節 人格主義
 第7節 河合榮治郎の自由主義
第3章 市民主義の成立
 第1節 戦争体験
 第2節 主体性と自己実現
 第3節 政治的領域と非政治的領域の区別
 第4節 寛容と競争的共存
 第5節 市民社会論の誕生
 第6節 市民主義の成立