2006年刊。 ニルス・クリスティ 著 平松 毅・寺澤 比奈子 訳/定価(本体2000円+消費税)/ A5判並製/208頁/ ISBN4-8420-3014-3/978-4-8420-3014-2
◆報復とも矯正・教育とも違う修復的司法とは?◆
市場万能主義が人間らしいつながりを破壊する一方,社会の亀裂に対し単純な善悪二分論を持ち出し「悪」を隔離・断罪する手法しかとらない。米国をはじめ世界の誤った趨勢に警鐘を鳴らし,真の安全に向け,報復とも矯正・教育とも違う修復的司法の可能性を説く。
◆◆◆ Booksからウェブ書店を通じて注文する Booksの書店バナーよりご注文ください ◆◆◆
|
主要目次 クリスティの人と業績(訳者解題) 「犯罪」その言葉の意味を求めて 第1章 犯罪と行為の間 第2章 地域社会の崩壊と単一文化の成立 第3章 利用される犯罪 第4章 投獄という解決 第5章 消滅する連帯社会 第6章 水平的正義と垂直的正義 第7章 修復的司法 第8章 刑罰の適正規模 |