権力分立――立憲国の条件

2016年刊。 阪本 昌成 著 / 定価(本体6,000円+消費税)/ A5版上製/288頁/ ISBN978-4-8420-1078-6

◆“異端”の憲法学者による、鋭い問題提起◆
立憲主義の要素とは何か? この論争喚起的な基本概念に、立憲主義を【自由−法の支配−権力分立】のトリアーデとみる“異端”の憲法学者が挑む。
合衆国および英国の憲法から示唆を得て権力分立構造を解明する過程には、通説への鋭い問題提起が数多く含まれる。


書籍 主要目次

第T章 立憲国の原理と構成要素
 はじめに/立憲国の源流と構成要素/立憲国の思想/法治国の原理/本章を終えるにあたって
第U章 権力分立・再定義――アメリカ合衆国憲法の場合
 はじめに/Separation of Powersの意義――政治理念と法原理/合衆国憲法における権力分立/権力分立におけるVesting Clausesの法的性質/Executive PowerとAdministrative Power/日本国憲法における権力分立と関連規定/本章を終えるにあたって
第V章 権力分立・再定義――日本国憲法の場合
 はじめに/日本国憲法の権力分立構造/内閣権限/41条Veesting Clause/法律と[法の支配]/本章をおえるにあたって
第W章 議院内閣制・再定義
 はじめに/[大統領制/議員内閣制]/ワシントン・モデル/Parliamentary Government/日本国憲法におけるParliamentary Government/本章をおえるにあたって
第X章 違憲(司法)審査基準と質す
 はじめに/いくつかの教科書にみる違憲審査基準/「基準」(Standard)・再定義/[二重の基準論]のほころび/二重の基準論を振り返る/違憲(司法)審査基準の応用範囲/本章をおえるにあたって